青クマとは?原因・有効な改善策・カバー法を現役医師が解説

2024.07.31

「青クマが消えない」「青クマの治療法はあるの?」と気になっている方はいませんか?ここでは、青クマの原因と見分け方、改善方法やメイク方法について徹底解説します。

目次

青クマができる4つの原因

ここでは、青クマができる原因を4つ紹介します。当てはまった人はこれから紹介する治し方を参考にしてみてください。

①血行不良

青クマができる原因の1つ目は「血行不良」です。青クマは皮膚の下にある毛細血管の血の巡りが滞った結果、目の周りの静脈が酸素不足となり、黒くなった血管が透けて青黒く見えるものです。

青クマの原因になる血行不良は「冷え」「ストレス」などで起こります。

②目の疲れ

青クマができる原因の2つ目は「目の疲れ」です。スマホやPCを長時間見るなど、日常的に目を使い過ぎることによって「ドライアイ」「頭痛」などを引き起こすこともあります。

目の疲れの原因には、精神的な要因や身体に何らかの疾患が隠れている可能性もありますので「最近目が疲れている」「頭痛もする」と感じたら体調管理を見直してみましょう。

③乾燥

青クマができる原因の3つ目は「乾燥」です。目元が乾燥していることによって、皮膚が更に薄くなり、青クマがより濃くはっきりと見えてしまいます。

④睡眠不足

青クマができる原因の4つ目は「睡眠不足」です。私たちの体には「自律神経」と呼ばれる、さまざまな働きを調整する神経があります。
この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、この二つがバランスよく働いていることで血圧や体温などが調整されています。

特に睡眠不足が続くと、交感神経の働きが盛んになり、血管が縮んだ状態が長く続きます。これにより、目の周りの血行が悪くなり、クマができてしまうのです

青クマの見分け方

目の下にできるクマには、青クマ以外にも「茶クマ」「黒クマ」と種類があります。それらを見分けるために以下の方法があります。

  • 目の下を引っ張っても色は変わらない = 茶クマ
  • 顔を天井に向けたとき、クマがなくなった = 黒クマ
  • 目の下を引っ張ると色が薄くなった = 青クマ

この見分け方は、あくまで可能性ですので「青クマができる原因に心当たりはない」「青クマ以外にも気になる症状がある」という場合は、一度病院を受診してみることも大切です。

青クマの改善方法

「できることなら早く青クマを治したい」「今後、青クマを作らないためにどうしたら良いだろうか」とお考えの人は、これから解説する青クマの治し方を参考にしてみましょう。

生活習慣を見直す

青クマを治すために重要なことは「生活習慣を見直すこと」です。
では具体的に見直しとは一体どのようにしたら良いのか、ポイントを3つ解説します。

①十分な睡眠時間の確保

生活習慣の見直し1つ目は「十分な睡眠時間を確保すること」です。
睡眠時間は加齢とともに短くなっているとされており、成人の場合、個人差はありますが大体6~7時間の睡眠時間が目安になります。

年齢睡眠時間の目安
~10代前半8時間〜
15歳約8時間
25歳約7時間
45歳約6.5時間
65歳約6時間

しかし、現代では仕事や家事が忙しく、まとまった睡眠時間が取れないことが多いです。
そんなときは、睡眠時間ではなく「睡眠の質」に着目してみましょう。

短い時間でも質の良い睡眠を取るために以下4つのポイントを意識してみてください。

  • 寝る3時間前に夕食を済ませる
  • バランスの良い食生活を心がける
  • 寝る前に温かいものを飲む
  • 就寝前のアルコール・カフェイン摂取は控える

②適度な運動

生活習慣の見直し2つ目は「適度な運動をすること」です。
ウォーキングや軽いランニングを行うことで、心臓が普段よりも活発に動き、血液が循環しやすくなります。くわえて筋肉がつけば血流の巡りも良くなり、結果的に質の良い睡眠にも繋がります。

③ポリフェノールや鉄分を摂取する

生活習慣の見直し3つ目は「ポリフェノールや鉄分を摂取すること」です。
食生活の乱れによって、青クマができる原因である血行不良につながることもあります。

そのため、血液の酸化を抑制して血行を良くする「ポリフェノール」や「鉄分」を積極的に摂りましょう。また同じく血行促進の効果がある「レモンや柑橘類などのクエン酸」、血液をサラサラにするとされる成分を多く含む「サバ」などを意識して摂るなど、バランスの良い食生活を送りましょう。

マッサージ

マッサージも青クマの改善に効果が期待できます。方法は両手の指にクリームやオイルを取り、目の鼻側から耳側へ向かって、円を描くようにやさしくマッサージします。
順番は「目頭の下→下まぶた→こめかみ→まぶた→目頭→こめかみ」おすすめです。
3回程度行いつつ、蒸しタオルで目の周りを温めたり、冷たいタオルで冷やしたりを交互に繰り返すと血行促進効果があります。

注意点としては、皮膚を引っ張ったり強く擦ったりすると、茶クマ・黒クマやたるみの原因になってしまう可能性もあるので、優しく丁寧にマッサージしてください。

保湿重視のスキンケア

保湿重視のスキンケアも青クマの改善に効果を期待できます。青クマの原因として「乾燥」が挙げられるため、目周りもスキンケアをすることが重要です。

普段の化粧水を使う際はヒアルロン酸やセラミド、ペプチドなどの成分が含まれているものがおすすめです。また目もと専用のアイクリームを使うことも効果が期待できます。

青クマをカバーするメイク方法

メイクで簡単に青クマを隠したいという場合は、オレンジ系の色味のコンシーラーがおすすめです。オレンジ色は青色の補色にあたるため、混ざると色が薄く見えます。

青クマが気になる部分にコンシーラーを少量のせ、指で優しく叩き込むように伸ばします。目もとはよく動くため、リキッドやクリームタイプといった柔らかい質感のものがおすすめです。

美容皮膚科の青クマ治療法

ここでは青クマにアプローチする美容皮膚科の治療法を3つ紹介します。

①ジェネシス

ジェネシスは「細血管に働きかけるYAGレーザー」のことで、レーザーピーリング効果でターンオーバーを促進させ、血流を改善させる効果が期待できます。

照射時の痛みやダウンタイムもないため、手軽に施術を受けることができる点もジェネシスのメリットです。

施術後は赤みやほてりが出たり、やけどや色素沈着を起こすことがあります。

②ベビーコラーゲン

ベビーコラーゲンは人の繊維芽細胞から作られたコラーゲンで、アレルギー反応などの心配なくお肌に馴染んでくれます。

そのため、目などのデリケートな部分でも安心して注入することができます。加えて、従来のコラーゲン製剤と比較しても持続力が長めという点も魅力です。

その他にも、治療効果を高めるために体調改善や疲労回復の点滴、内服薬など人それぞれの状態に応じて治療を行うため、効果的に青クマを解消することができるでしょう。

施術後は、余計なしこりができる可能性があります。

③脂肪注入

脂肪は肌の色に近いうえ、注入することで血流改善効果が期待できます。加えて、皮膚が薄く毛細血管と距離が近いことで青クマが濃く見えてしまうわけなので、脂肪注入をして双方の距離を離せれば青クマの解消にも役立ちます。

施術直後は、硬くしこりのようになることがありますが、時間がたつと柔らかくなります。

当院の3つの特徴

徹底した事前準備・アフターケア

当院はご予約から治療までの間、カウンセリングや診察を通じてお客様の悩みに寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、お客様に安心していただけるサービスを心がけております。

通院しやすい立地

当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

青クマの治療ならLUNA BEAUTY CLINICへ

今回は青クマができる原因を4つ、青クマの治し方などをご紹介しました。青クマは意識してセルフケアを行えば、今後防ぐことも可能です。当院では青クマに対してあらゆる治療法をご用意しております。青クマに悩んでいましたら、ぜひ一度当院へご相談ください。

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